「マイナンバーカード」の便利な使い方

みなさんこんにちは。

東京都府中市の行政書士 つかさ行政書士事務所代表の富田です。

平成28(2016)年からはじまったマイナンバー制度。
国民1人1人を特定するための12桁の番号を割り振ることで、年金や税の情報なども紐付けされるようになり、煩雑な行政手続きが解消化されつつあります。

ご自身に割り振られたマイナンバーは

  • 個人番号通知カード
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 住民票

などで確認することができます。

通知カードに比べて、写真もついている個人番号(マイナンバー)カードは、身分証明書や、コンビニでの住民票取得などが利用でき、とても便利になりました。

しかし、交付枚数は1702万枚(普及率13%)にとどまっています。

政府は、個人番号(マイナンバー)カードの普及を目指していくそうです。

個人番号(マイナンバー)カードでできること

現在、個人番号(マイナンバー)カードを持っていると、このようなメリットがあります。

  • マイナンバーの提示
  • マイナポータルを使用したオンライン申請
  • 身分証明書
  • コンビニでの証明書取得

今後はさらに拡大される予定です。

健康保険証機能の追加

2021年3月~本格的な運用が予定されています。

健康保険証の代わりに医療関連のサービスで利用できるようになったり、オンラインで資格を確認することで、資格喪失者の不正利用を防ぐことができるようになります。

税の情報と結びつけることにより、複雑な医療費控除手続きが簡単にできるようになることが見込まれます。

自治体ポイントの活用

自治体ポイント制度は既に存在していますが、利用できる地域は今のところ32自治体と非常に少ないです。東京都府中市は、利用対象外です。

個人番号(マイナンバー)カードに電子マネー機能を搭載し、それを使って買い物をすると、国からポイントの還元が受けられる仕組みです。

自治体ポイント制度を利用するには、個人番号(マイナンバー)カードを取得し、その後に設定したマイキーが必要となります。

詳しくは、下の「自治体ポイントナビ」のサイトからご確認ください。

マイナポータルとは?

また、平成29(2017)年からは、マイナポータルというサイトの運営もはじまっています。

このサイトでは、みなさんのマイナンバーが使用された履歴を確認することができます。その他に

2021年3月~特定健康診査(メタボ健診)の情報

2021年10月~過去の投薬履歴

の閲覧もできるようになります。

※マイナポータルの利用をするには、利用者登録が必要となります。

おわりに

まだ個人番号(マイナンバー)カードをお持ちでない方は、下記のサイトより取得方法が確認できますので、ご活用ください。